yumemurasaki.com 詩集「あなたとおなじ風に吹かれた」

船木倶子詩集  

詩集 「あなたとおなじ風に吹かれた」

   

〈うた詠みと俳優わざおぎの恋〉であったが、訣れはすぐそばにきていたのだ。

著者が小学校低学年のとき、その役者の主演映画を学校で観た。
そのとき、すりこまれたようなのだ。わたしは鳥類だったのだろうか?

 

これからは

 

黒い身じたくであのひとはいま
車にのりこむ
そのとき あのひとを抱いた

わたしのなかに入っていてね
そしたら死なない
わたしといっしょに生きるのよ

立ったままだったけれど
あのひとは嬉しそうだった

ドアを閉める音がして
とまとの枝がわずかにゆれた
かおりが青くわたしを流れた

ゆめのなかだったけれど
あのひとにもういちど伝えた
わたしといっしょに生きるのよ

  

  

* 類い稀な感性が紡ぎだす「死を貫く生」が深い悲しみに染められている。
同時にやわらかなひかりが湧きだして匂っている。まさに愛の絶唱だ
森田 進

* 倶子の透明な詩作品を愛するものです  粟津 號

  

土曜美術社出版販売発行
2001年発行 定価2200円 (本体2,000円+税) 署名入

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